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コラム

掲載日:2025年11月10日

【一覧で解説】コインランドリーで洗える&洗えないもの完全ガイド|開業者必見!

コインランドリーの魅力のひとつとして、布団、毛布、カーペットなどの大物やスニーカーなど、家庭での選択が難しいものも対応できるという点が挙げられます。この「洗える幅広さ」が多様なニーズに応え、ビジネスの可能性を広げているのではないでしょうか。

今回は、コインランドリーの「洗えるもの」の幅広さが生み出すビジネス可能性に焦点を当て、コインランドリーで洗えるもの・洗えないもの一覧やオーナー様への店舗運営アドバイスをご紹介!コインランドリー経営をお考えの方、オーナー様は参考にご覧ください。


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目次

コインランドリー経営の魅力とニーズ

開業検討者が知っておきたい市場動向

近年、コインランドリー市場は拡大を続けており、開業を検討する方にとって魅力的なビジネス機会を提供しています。共働き世帯の増加や高層マンションでの洗濯物干し規制、花粉・ダニ対策への意識向上など、現代のライフスタイルの変化がコインランドリーの需要を後押ししています。


2010年代以降、特に都市部を中心に店舗数が増加し、年間数千億円規模の市場へと成長しました。現在でも店舗数は増加しており、特に都内での出店において、競合との差別化は重要な施策となります。


「洗えるもの」の幅広さが生み出すビジネス可能性

コインランドリーの大きな魅力の一つは、家庭では洗うのが難しい大物洗濯物にも対応できる点です。布団、毛布、カーテン、カーペットといったアイテムに加え、スニーカーなどの特殊なものまで洗濯・乾燥が可能です。

この「洗えるもの」の幅広さが、多様な顧客ニーズに応え、ビジネスとしての可能性を広げています。利用者がどのようなものを洗いたいと考えているかを理解し、適切な設備と情報提供を行うことが、集客力と収益性を高める鍵となります。


>コインランドリー経営の詳細について知りたい方は、こちらのコラムもおすすめです!

「コインランドリー経営完全ガイド:失敗しないコツや初期費用・収支プランを解説!」

 

コインランドリーで洗えるもの・洗えないもの一覧

コインランドリーは非常に便利ですが、全ての洗濯物に対応できるわけではありません。

洗濯物や素材によっては、傷みや縮み、機械の故障につながる可能性があるため、注意が必要です。

アイテムごとの「洗濯可・乾燥可」一覧

こちらがアイテムごとの「洗濯可・乾燥可」一覧表になっております。


アイテムごとの「洗濯可・乾燥可」一覧表


「洗濯・乾燥ともに可能なアイテム」「洗濯可能・乾燥に注意が必要なアイテム」「洗濯・乾燥ともに注意が必要なアイテム」「洗濯・乾燥ともに不可能なアイテム」の4パターンに分けて、こちらの表を解説していきます。

洗濯・乾燥ともに可能なアイテム

・衣類:

ドライマークがあるものは洗濯NGです。また、ナイロン・パンストの乾燥も避けましょう。下着等デリケートな物はネットに入れて洗濯・乾燥することを推奨します。


・こたつ布団(掛け/敷き):

洗濯は、キルティング加工のあるものに限ります。


・羽毛布団:

洗濯の際は、表地の破れにご注意下さい。


・毛布(綿/ナイロン):

乾燥は、ダニ退治に効果抜群のためおススメです!


・玄関/台所マット/ホットカーペットカバー:

乾燥は、裏面がゴム製や特殊加工されたものは溶けてしまう可能性があります。また、縮みにもご注意ください。


・スニーカー:

スニーカーの洗濯・乾燥は、専用機を使用します。革靴や長靴はNGですので、ご注意ください。


洗濯可能・乾燥に注意が必要なアイテム

・カーテン:

 洗濯すると織物は縮みます。必ず金具をはずしましょう。乾燥は、縮む可能性があります。ご自宅で干すことをおすすめします。


・ダウンジャケット:

 洗濯の際は、表面の破れにご注意ください。また、過乾燥にも注意が必要です。


洗濯・乾燥ともに注意が必要なアイテム

・ぬいぐるみ:

 洗濯で破損する場合があるため、ネットに入れましょう。破損する場合があります。また、ナイロンの乾燥は溶けてしまう場合があります。


洗濯・乾燥ともに不可能なアイテム

・座布団/枕/クッション

・羊毛布団/綿布団

・ウール/シルク製品


洗濯機・乾燥機の使い分けとポイント

コインランドリーには主に「洗濯機」「乾燥機」「洗濯乾燥機」の3種類の機器があります。

洗濯機:

洗い、すすぎ、脱水までを行います。乾燥機にかけられないデリケートな衣類や、自宅で乾燥させたい場合に利用します。所要時間は約30~45分。

  - 洗剤自動投入機能付きが多いため、基本的に洗剤は不要です。

  - 洗濯ネットを使用すると、衣類の絡まりや傷みを防げます


乾燥機:

 乾燥のみを行います。ガス式が多く、家庭用よりも高温・大風量で短時間で乾燥できます。所要時間は洗濯物の種類と量によりますが、20~80分が目安です。

  - 高温熱風でダニ対策や除菌・消臭効果が期待できます。

  - 乾燥機に入れる際は、洗濯物をネットから出すことで乾きムラやシワを防げます。

  - ドラムリフレッシュ機能で、使用前に槽内のホコリなどを除去できます。


洗濯乾燥機:

洗濯から乾燥までを1台でノンストップで行います。時間を節約したい場合に便利です。所要時間は約60~80分です。

  - コース選択が可能で、「洗濯乾燥」「洗濯のみ」「乾燥のみ」を選べます。

  - 途中で洗濯物を取り出せないため、乾燥機不可の衣類は入れないように注意しましょう。


スニーカーランドリー・敷布団乾燥機の活用

コインランドリーには「洗濯機」「乾燥機」「洗濯乾燥機」以外にもスニーカーを洗えたり、敷布団を清潔に保ってくれる機器もあるんです!

スニーカーランドリー:

靴専用の洗濯機・乾燥機です。ブラシと靴専用洗剤でスニーカーをきれいに洗い上げ、短時間で乾燥させます。

  - 大人用2足、子ども用4足程度が目安です。

  - 靴紐は外すか固く結び、ブラシに靴底が当たるようにセットします。

  - 革靴、長靴、合皮・レザー素材は利用できません。


敷布団乾燥機:

敷布団を丸ごと乾燥できる専用の乾燥機です。高温スチームにより、敷ふとんの消臭・除菌を行ってくれるため、1か月に1度のリフレッシュで日常のケアは簡単に完結できます。

トラブル防止のために伝えるべきこと

コインランドリーは、幅広い年齢層の方が利用します。「洗えるもの・洗えないものは何か」「乾燥での注意点」など、利用者への適切な情報提供と注意喚起をする必要があります。

洗濯・乾燥についての案内表示

洗濯不可・乾燥不可のものを無理に利用すると、洗濯物の縮み、型崩れ、破損、色落ち、機械の故障、発火(油汚れの場合)などのトラブルが発生する可能性があります。これらのトラブルは自己責任となるため、利用者への明確な注意喚起が必要です。店内に一覧表を掲示したり、WEBサイトでご案内することをおすすめします。


また、利用者には、洗濯物の洗濯表示タグを確認するよう促しましょう!「家庭洗濯NG」「タンブル乾燥NG」などのマークが付いているものは、コインランドリーでの洗濯・乾燥は避けるべきです。

特に、ウール、シルク、革製品、ウレタン、ビーズ・パイプ入りの製品などは洗濯不可の代表例です。


店舗・機器に関する情報の事前確認

コインランドリーの機種や店舗によって、洗えるもの・洗えないもの、洗濯・乾燥のコース、料金体系、支払い方法(現金、電子マネー、プリペイドカードなど)、設置されている機器の種類(スニーカーランドリー、敷布団乾燥機など)は異なります。


特に、初めて店舗を利用される方、初めてコインランドリーを利用される方は、適切な案内がないと店舗内で戸惑ってしまう場合も多いのではないでしょうか。

利用方法、機種・コースの違い、料金・支払い方法などを誰もが理解できるような案内があると理想ですね!


まとめ

いかがでしたか?

今回は、拡大を続けるコインランドリー経営の魅力、「洗えるもの・洗えないもの」の具体的な知識、そして円滑な運営のための注意点についてご紹介しました。

「想像していたより洗えるものが多い!」と感じられた方も多いのではないでしょうか。コインランドリー経営は、幅広いサービスを提供でき、共働き世帯の増加やインバウンドの新たなニーズもある今後も成長が期待されるビジネスです。

Fujitakaでは、2,600店舗以上のコインランドリー開業支援実績があります。業界No.1のノウハウで、皆さまのコインランドリー開業をお手伝いします。お気軽にご相談ください!


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